映画「きみはいい子」
近年、子どもたちへの虐待やいじめ、自殺といった悲しいニュースが後を絶ちません。
ニュースで報じられているものも氷山の一角で毎日たくさんの子供たちが悲鳴を上げています。
各地域の民生・児童委員、主任児童委員の方々も日々奮闘してくださっていますが、増え続けているのが現状です。
そんな中、私にも2月に長男が誕生し初めて人の親になりました。日々育児で大変ながらも妻と協力し、かわいい子どもと幸せな毎日を送っています。
初めての子供なので特に可愛がってしまうのかもしれませんが、それでも眠かったり、疲れていたりする時に夜中泣き止まなかったり、いつまでも泣いて怒っている息子を見ると少しイラッとしてしまうこともあります。
ただいつも私にくっついて寝ている息子の顔を見ると先程怒っていた自分に猛省しています。
そして自分自身が親になったというのもあると思いますが、子どもたちへの虐待のニュースには日々心を痛めています。ただ、この様なことはどこででも起こり得ることだと思います。
みんな好き好んで自分の子どもを傷つけたいと思わないし、ましてや命を奪うなんて考えていないと思います。
自分の心のコントロールが出来ず、日々虐待への目が厳しくなっていく世の中で自分の苦しみ(虐待している事実)を相談できずに悪い方向へとどんどん進んでいってしまう。今のままでは幸せになれない家族が増えていってしまうと思います。
子どもには何も罪はありません。大人、親が変わっていくしかないと思います。そして、それを支えられる地域作りをしていける社会になれば良いなと思っています。
そして、そんな地域作りの助けになるような素晴らしい映画ができました。
「きみはいい子」という高良健吾さん、尾野真知子さんが主演の映画です。
子どもへの虐待、ネグレクト、いじめ、教育問題、福祉などの現在の社会問題に真摯に向き合い地域の人たちと問題について考えられる映画になっています。
群馬県でも今年各地域で上映する方向で進んでいます。
先日、7月に行わる渋川市の上映実行委員の方が「日々の日常の中に自分にできることってあるんだなー」としみじみとおっしゃっていました。
そんな「自分たちで何かしていかなきゃ!」と思えるような映画です。
ぜひ、みなさんの地域でこの映画上映会をしてみてはいかがでしょうか?
気になることがあればご連絡ください。
【上映日程】
①渋川市 渋川市民会館(大ホール) 7月9日(土) 14:30~(開場14:00) 鑑賞券:1,000円(高校生以下800円)
※他地域に関しては、日程が決まり次第追記します。
※ご不明点などありましたらご連絡ください。 TEL:027-252-2261